【やってみた】VICカラー水性プライマーとアクリジョンベースカラーの下地比較

2020年2月11日

カテゴリ:製作メモ

タグ: アクリジョン VICホビー VICカラー
VICカラー?なにそれおいしいの?

こんばんわこんばんわ(/・ω・)/
まったく情報がででこない、謎に包まれた国産水性塗料「VICカラー」のレビューです(笑)

個人的にはアクリジョン先輩一択じゃね?と思っているところですが、
ちょいちょい模型雑誌で広告を見かけるんですよねぇ・・・。

実店舗はアキバのヨドバシ(ドットコムも)と駿河屋さん(秋葉原プラモデル館)での取り扱いを確認済みです。

何気に軍艦色(佐世保・舞鶴・呉)もそろっている(横須賀?知らない子ですね)ので、確認しておきたいと思います。

佐世保・舞鶴・呉の各海軍工廠標準色(あれ横須賀は?)

比較してみるよ

VICホビーさんの水性プライマーとクレオスさんのアクリジョンベースカラーを使った下地比較をやってみました。

比較は、それぞれをベースに塗ったプラ板を準備し、各種メーカの塗料を乗せるという方法です。

塗料は調色スティックで撹拌した後、そのままベースの上にのっけてます
筆を洗うのがめんどうだったんで(てへぺろ☆(・ω<)

ベースにのせた後、乾燥機(やまじぇんのアレ)に突っ込んでます。そのせいか、乾燥すると気泡が。。。。
まぁその程度のレビューなので、気になる人は自分で検証してね(投げやり/


検証用の塗料リスト

それではベースの上に乗っていただく塗料の紹介です。

  • ①アクリジョン(クリアーブルー)【GSIクレオス】
  • ②新・水性ホビーカラー(クリアーブルー)【GSIクレオス】
  • ③タミヤカラーアクリルミニ(クリアーブルー)【タミヤ】
  • ④Mr.カラー(クリアーブルー)【GSIクレオス】
  • ⑤ガイアカラー(ニパ子ブルー)【ガイアノーツ】
  • ⑥VICカラー(イエロー)【VICホビー】

検証開始!

塗布直後~10分後までの変化はこんな感じです。

塗布直後
乾燥10分後

お、アクリジョンベースカラーの上にのせたVICカラーの乾燥がちょっと早いです?

ってだいぶのせちゃったなぁ。。。比較になるんじゃろか。
あ、やろうやろうと思ってて流れてたクリアーブルー祭りも兼ねてます(ぇえー


乾燥1時間半後

90分経ちました。どれどれー

乾燥90分(①~⑥の数字を追記しています)

数字を追記するときに気になったんですが、VICカラーの水性プライマーは油性マジックが「引っかかる」感じがしました。
わりと表面はざらついていますね。(筆塗りの技術のせいだったらすいませんすいません)

逆にアクリジョンベースカラーはつるっとしてるというか滑るというか。
クレジットカードの裏に名前書く欄あるじゃないですか、ボールペンでもかけるようになんかコーティングされてるやつ。
あれににてますねぇ。

ちょっと拡大してみましょう。まずはVICカラーのほうから。

VICカラーの水性プライマーホワイト

あれ、ラッカー系の④と⑤にひび割れ発見です。
VICカラーの上からラッカー系はだめっぽいですねぇ。

それ以外のいわゆる水性塗料に分類されるものは、下地を侵したりしないようです


続いてアクリジョンベースカラーのほうにズームイン(古

アクリジョンベースカラーホワイト

これは。。。さすアクw(さすがアクリジョン先輩)

ラッカー系も大丈夫ですし、VICカラーのイエローもきれいに発色してます。

下地にアクリジョンベースカラー+上にVICカラーは問題なしと。
(個人的にはコレが気になってました。)


まとめるよ

ざっとした検証ですが、まとめます。

  • VICカラーの水性プライマーの上に、ラッカー系はNG
  • アクリジョンベースカラーの上に、VICカラーはOK

こんなかんじでしょうか。VICカラーの「プライマーじゃないやつ」の上にラッカー系は、試してませんが駄目だと思います。

とはいえ、VICカラーは筆を洗うのに専用の溶剤は不要(水でOK)ですし、薄め液もありますけど、ほぼエアブラシ用といってもいいくらいで、そもそも水でOKなんですよね。その点はアクリジョンより優位かと思います。

(アクリジョンのツールクリーナーの臭いがが実は苦手でして。。。)

いまのところVICカラー、個人的にはありだと思います!!

というかひさびさにラッカー塗料のフタをあけましたが、やっぱだめっすわ( ゚Д゚)

塗装ブースのファンが全力出してこれだもんなぁ、水性塗料ばんざーい!

最後に検証に使った塗料の集合写真でお別れでーす(/・ω・)/

あーエナメルの検証わすれたぁー

上に戻る